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NLP用語集:メタアウトカム

目標達成を簡単にする『メタアウトカム』内容・活用例を徹底解説!

勉強や、仕事、プライベートで、

  • 昔からよく「目標は大切だ」と言われてきて、自分もそうは思う。
    ところが、実際は立てた目標が達成したり、しなかったり。
    その違いはいったい何なのだろうか。
  • 目標は達成するが、目標を達成するのは大変なことであり、疲れてしまう。
    もっと楽に達成することはできなのか。「楽になんてもの」は甘えなのか。
  • そもそも「やりたい事」と言われてもパッとは直ぐに思いつかない。
    言われても困ってしまう…。
  • 何をするにも最初は勢いがあるが、途中で勢いがなくなってしまうのが、
    「自分のパターン」。どうすれば、最後までやり遂げることができるのか。
    その疑問の答えとなるものがあったとしたら、いかがでしょうか。

    目標を簡単に、そして、多くの気づきをもたらし、達成時にさらなる次の目標達成への推進力になるものがあったとしたら、どうでしょうか。

    それを可能にするのが、メタアウトカムです。

     

    資格取得のために勉強をしているのに、どうしてもモチベーションが保てなかったり、努力が続かなかったりすることは、誰しも経験するものです。それは「意志が弱いから」ではなく、脳の働きのせいかもしれません。

勉強中の中だるみや目標を見失いかけたときは、「メタアウトカム」という考え方を取り入れてみましょう。
ここではメタアウトカムの概要や、目標実現、資格勉強への取り入れ方を解説します。

1. 「メタアウトカム」とはどのような考え方?

人間の脳には
「理性・思考」をつかさどる新しい脳 と
「本能」をつかさどる古い脳 の2つがあります。

たとえば・・
資格の勉強をするにあたって「1日2時間勉強しよう」「資格試験で〇〇点以上取ろう」
と決意するのは新しい脳です。

しかし、2つの脳のうち強い働きを見せるのは「古い脳」なのです。

古い脳は、変化を起こしたときに悪い結果になることを避けようとする「現状維持」の本能が強く働く性質があります。


新しい脳で「現状を変えて頑張ったほうがいい」と考える一方で、
古い脳が「今まで通りが安心」「勉強はやめよう」と強く反発すると、
一気に勉強に対するやる気がなくなってしまいます。

こうした脳の働きや葛藤を乗り越え、資格合格を目指すために役立つ考え方が
NLPのメタアウトカム」です。

メタアウトカムは「目標を達成すると得られるもの」という意味です。

「メタ(meta)」とはギリシャ語で「超える」「高次の」という意味をもっています。
NLPにおいて「アウトカム」とは、適格な形に整えられた目標、ゴールのことです。
すなわちメタアウトカムとは、「アウトカム(目標、ゴール)を超えた先にある」「高次のアウトカム (目標の先にあるさらに上のゴール)」ということができます。

図のように、現在に対して目標がアウトカム。その先にあるのがメタアウトカムになります。

例えば、資格試験におけるメタアウトカムは「合格すること」ではなく、「合格したあとに得られるもの」と考えればよいでしょう。得られるものは人からの賞賛であったり、資格手当であったりとさまざまですが、こう考えた時点で「合格=ゴール」ではなくなります。
つまり、“目標を達成したあとのビジョン”をはっきりと描くことで、長期的なやる気を引き出せるようになるのです。

メタアウトカムとは、
アウトカム(目標、ゴール)を達成した時に得られる、さらなるメリット、恩恵のことです。

過去に自身の目標を達成したことで、自分自身、そして周囲にどのような変化があったか。
振り返ってみて下さい...。

目標を設定した時には考えもしなかった、更なる気づきや、メリット、恩恵を得られた、という経験があると思います。つまりアウトカムの恩恵、それがメタアウトカムです。一般的にはベネフィットという言葉で表現することもあります。

例えば、『体脂肪率を5%落とす』という目標を立てたとき、最初は「ただ痩せたい」という目標でした。そして、実際に達成してみると、周りから「かっこよくなった、きれいになったね」と褒められ、『自分に自信がついた』や『エネルギッシュになった』、『体が軽くなり、ひざの痛みが無くなった』というものです。

肯定的な意図の源

ポジティブなゴールはもちろん、ネガティブなゴールであったとしても、メタアウトカムは、常に存在しています。

時に人は、悪い行動や習慣をとってでも、ネガティブなゴールを達成しようとします。
例えば、食事を一切取らないという極端なダイエットや、悪口や文句、できない理由ばかり話すなどネガティブな発言ばかりするといったことです。

いったいなぜなのでしょうか?

それは、どんなネガティブなゴール、アウトカムにもその先には「何かしらの恩恵、ベネフィット」があるからです。

これを「肯定的意図」「二次的利得」と言います。
ネガティブな発言をすることで、人に注目され、自分の存在価値を感じることができる、等です。

ここで考えたいのは、同じ「何かしらの恩恵、ベネフィット」を得るために、他に選択肢はなかったのかということ。

もし、良い行動、習慣をとって、ポジティブなゴールを達成し、同じ恩恵、ベネフィットを得ることができたらどうでしょうか?

例えば、人の悪口や批判を言う時のその先のメリットは、他の人から注目されること。そして、注目され「必要な人間と思ってもらいたい、人との繋がりを持ち、安心を得たい」という意図があります。

そこで、自分が本当に欲しいものを知り、人とのつながりを持ち、安心を得るために他に何ができるでしょうか。
例えば「ボランティアに参加する」という選択をすることもできます。

つまり、メタアウトカムを考えることは、自身が本当に欲しいものを知り、思考や行動の選択肢を広げ、アウトカムのデザインの柔軟性を広げることに繋がるのです。

 

自分の本当の価値観、大切にしているものと繋がる

メタアウトカムは「単なる目標を超えた目的」と言い換えることもでき、継続的なモチベーションに繋がります。

何かを成すとき、その目的を考えることは、
自分自身が本当の意味で大切にしたい、達成したいものとなります。
つまり自分内面の軸、コア、そして価値観に繋がります。

自分の価値観、大切にしているものを明確にし、繋がるからこそ、モチベーションに直結し、頑張らなくても楽に、自然とやる気に繋がるのです。

 

2. メタアウトカムを引き出す方法



2-1.  メタアウトカムの引き出し方

誰かとペアになって、または、1人で自分自身に行うことが可能です。
方法はいたってシンプルです。

<やり方>

① あぐら姿勢になります。お尻の肉をかきわけて、2つの坐骨で床を押し、背骨を伸ばして姿勢を正します。
そして目を閉じて、深呼吸2お2回しましょう

② 達成したいゴール(アウトカム)について考える。

③「②のゴールを達成すると、何が得られますか?」と質問をしてみる。

④「③のゴールを達成すると、さらに何が得られますか?」と質問をしてみる。

⑤   ③をさらに6回(合計8回)繰り返す。

以上を行うことで、アウトカムを達成するための沢山の気づきと、メタアウトカムを得て、ゴール達成までの力強い推進力を生むことが可能となります。<注意・学習のポイント>
8回という回数は、一つの目安となります。
少し多いと感じる方もいるかもしれませんが、繰り返すことで、より深いコアの部分を知ることになり、達成への原動力となるのです。
また、3分間時間を測って、3分間聞き続ける方法もあります。
回数や時間は、一つの目安なので、自分の好きな時間や回数を設定してやってみましょう1点、うまくいく方法をお伝えすると「直感で感じたことを言葉に出す」ということです。
ロジカルに考えることが得意な方もここではあえて「考えないこと」が大切です。
リラックスして、自然体で言葉にしていきましょう。

また、「アウトカムがない、見つからない」という方にも有効です。
やり方は『アウトカムを見つけ出す』を最初のゴールに設定することで、メタアウトカムを引き出すことができます。

<質問しても、答えが出てこなかった場合>
8回質問して、何もでてこなくても大丈夫です。
その日のコンディションや体調によっても、集中できて捗るときと、全然頭に浮かばない時もあると思います。そこで大切なのは、そんな自分自身の状態を決して否定せず、「なにも浮かばなかった」という状態の自分も「ありのまま」受け入れる練習をしましょう(*´∀`*)

 

<やり方>

①「アウトカムを見つけ出す、について考えてみてください」

②「①が達成できた(アウトカムを見つけた)とき、何が得られますか?」
→例)やる気

③「②が達成できたとき、さらに何が得られますか?」
→例)充実感

④   ③をさらに6回(合計8回)繰り返す。

 

2-2 メタアウトカムを引き出す質問例

2-1.のメタアウトカムを引き出す質問である「何が得られますか?」の他にも、メタアウトカムを引き出すための質問がいくつかあります。
仕事やプライベートで使う時、それぞれのシチュエーションに適したものを使い分けて下さい。

 

 

〇〇(ゴール)を達成すると...

「どんな価値が手に入るのか」

「どんな成長が訪れるのか」

「未来にどんな可能性が生まれるのか」

「どんなベネフィットがあるのか」

「自分も含め、だれが幸せになるのか」

 

メタアウトカムの活用

メタアウトカムを資格勉強に取り入れるには?

資格勉強にメタアウトカムを取り入れるには、以下の手順どおりにしてみましょう。

1.目標を達成したあとのビジョンを具体的に描いてみる


「試験合格後に資格手当をもらえる」「周囲にほめられる」など、目標を達成したあとの自分の姿を想像してみましょう。

2.前向きな目標を決める


例えば「勉強をサボるのをやめたい」なら
「1日30分でもいいから勉強して知識を身に付けたい」というふうに、
メタアウトカムに必要な目標を前向きで肯定的な表現にしましょう。

3.目標達成までの道筋や足りないものを探る


目標を達成するまでにやるべきこと(苦手な分野のあぶり出し、単語暗記など)や、自分に足りていないもの(勉強時間、適切な勉強方法など)をしっかりと確認しましょう。

4.目標の達成に必要なもの(リソース)を考えてみる


目標を達成するために使える経験や時間、人脈などをリソースといいます。これらを考えつつ、足りない場合は何としてでもリソースを手に入れましょう。

5.メタアウトカムがふさわしいか再確認して、行動に移す


最後は「考えたメタアウトカムが自分に合っているか?」「目標実現に邪魔をしているものは何か?」を再確認しましょう。ここで問題がなければ迷いも取り払われますので、すぐに行動に移すことができますよ。

メタアウトカムを営業・セールス、交渉で活用するには?

  • セールス場面での活用

セールスの場面において、顧客のメタアウトカム「その商品を購入することで何を得たいのか」を知ることで、「商品を満足して購入していただく」ことが可能となります。

同じ商品を扱っているのに、多く販売できる人と、そうでない人の違いは何なのでしょうか。その一つに「買い手の【深い満足】を得ている」ということが挙げられます。

セールスに関する書籍等での代表的な言葉として、「顧客の感情を満たす」や「顧客に新しいライフスタイルを提供する」等が挙げられます。

では、【深い満足】はどのように満たすことができるのでしょうか。その方法の一つが「顧客のメタアウトカムを引き出す」ことです。

お客様に何か購入して貰う時「その商品を購入することで何を得たいのか」を知ることで、自社の商品がどのように満足を満たすかを伝え、感じてもらい、購入してもらうことができます。

メタアウトカムを夫婦関係、家族、家庭で活用するには?

【旦那さんが沖縄、奥さんが北海道に行きたい】ケース

 

 

旦那さん:「沖縄に行きたい」→「海の近くで家族とのんびりしたい」→「リラックスした状態で奥さんと今後のことをじっくり話したい」→「家族の絆を深めて、安心感を得たい」(メタアウトカム)

奥さん:『北海道でおいしいものを食べたい』→『おいしいものを食べることで、一緒に楽しみたい。共感したい』→『家族の絆を深めて、安心感を得たい』(メタアウトカム)

それぞれの欲しいものを深く掘り下げることで共通のメタアウトカム(この場合は、家族の絆を深めて、安心感を得る)を見つけることで、沖縄、北海道、どちらにも帰結することもできます

 

また、メタアウトカムの可能性として素晴らしいのは、「絆を深めるなら、近場の温泉もいいね。」と選択肢を広げることもできるということです。

相手の深層心理を聞けることで、お互いの理解が深まり、夫婦の関係性が良好になっていきます。

 

メタアウトカムをコーチングで活用する

 

コーチングでは「適切なアウトカムを設定する時」にメタアウトカムは役に立ちます。

コーチング等でゴール設定をしようとした時、そのゴールが「〇〇したくない」「〇〇になりたくない」という、問題回避的なアウトカムを持つ人へのアプローチに活用できます。

ゴール設定において、「イライラしたくない、失敗したくない」というような問題回避的なアウトカムは適切ではありません。

そこで、メタアウトカムの質問をしていきます。

 

コーチ:『イライラしないことで何が得られますか?』

依頼人:「安心感が得られる(メタアウトカム)」

コーチ:『安心感を得るためにイライラしない代わりにどのようなアウトカム
(目標ゴール)を設定できますか。〇〇になりたいや、〇〇したいという表現で
表してみましょう』

依頼人:「どんな時も楽しんで対応できる自分になりたい」

 

肯定的な表現にすることで、よりパワフルな建設的なゴールを設定できるのです。

メタアウトカムをセルフケア・セルフマネジメントで活用する

セルフケア・セルフマネジメントでは
「自分自身の軸や、人生のミッション、ビジョンを見つけ、ブレにくい自分になること」に役立ちます。

自分自身にメタアウトカムへの質問を繰り返すことで、
価値観よりさらに深い「自分の人生の使命」、そして「人生の目的」「ビジョン、ミッション」に気づくことができます。

ミッション、ビジョンかどうかは、内面に質問をしていくことで、心を揺さぶる、大自然や建造物、映画、音楽に出会ったような「ハッとする気づき」や「心の琴線にそっと触れるような感動」「自然との一体感」等の体験が訪れることが1つの目安になります。

「この世界で、どのように生きていきたいのか」ということ気づくことで、
自分の軸ができ、生き方が楽になったり、ブレにくくなっていくのです。

まとめ

人生の大きな目標達成までのプロセスやダイエット、資格勉強は
モチベーションの維持が大きな課題となります。

目標を見失いそうなときや、やる気が出ないときは、メタアウトカムを明確にしてみてはいかがでしょうか?しっかりとしたビジョンを持つことで、目標に向かう姿勢にも迷いがなくなりますよ。

 

 

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