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ハタヨガとは?ヨガとの違いやポーズ例、効果を紹介【初心者必見】- 沖縄ヨガリトリート

ハタヨガとは、インドの伝統的なヨガの一種で、体を動かすことに重点を置いたヨガのことを言います。

さまざまな種類があるヨガの中でも一番人気と言っても過言ではないハタヨガ。しかし、ヨガとハタヨガの違いやハタヨガならではのメリットがわからないというヨガ初心者さんは多いのではないでしょうか?

ハタヨガを実践する目的や効果、ポーズ例を本場インドで修行してきたミミが初心者の方にもわかりやすいようにご紹介していきますね♡

ハタヨガとヨガとの違いとは?

ハタヨガは相反する二つを結び、調和させバランスをとることを原則としたヨガです。

アーサナ(ポーズ)とプラナヤマ(呼吸)を中心に行うハタヨガの概念によって、現代のフィットネス要素を強く含む、身体を動かす「ヨガ」という言葉が、広く一般的に知られるようになりました。

「ハタ」とは太陽と月を意味する

「hatha(ハタ)」にはサンスクリット語で2つの対極する意味があり、「ha(ハ)」は太陽や陽を意味し、「tha(タ)」は月や陰を意味します。また、サンスクリット語でヨガと言う言葉は本来「結ぶ」と言う意味があります。

つまりハタヨガとは、対極にある2つのことを結びつけ、バランスを取るためのものと言えます。

ハタヨガとヨガの違い

「ハタヨガ」とは簡単にいうと体を動かすヨガ全般を指します

「ヨガ」は本来実に幅広い意味を持っていて、普段私たちがヨガと呼んでいる体を動かすポーズ(アーサナ)他に、規律や哲学、瞑想などさまざまなものを含みます。

その中でも私たちが普段「ヨガをする」と言うときに表しているヨガがハタヨガです。

つまり、広い意味でハタヨガは体を動かすヨガ全てを指すので、ヨガスタジオで行われている全てのヨガはハタヨガの一種と言っても過言ではありません。

一般的にヨガクラスなどでハタヨガと呼ばれているものは、基礎的なポーズを中心に、比較的ゆっくりと進行されることが多いです。

ハタヨガとは異なりアーサナを行わず瞑想や生活の中で実践するヨガもあります。その一つがジニャーナヨガです。ジニャーナヨガについて興味のある方は下記をご覧ください。

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ハタヨガの特徴と歴史

ハタヨガの起源とハタヨガにおけるポーズ、呼吸法から特徴を解説します。

ハタヨガの歴史

ヨガの経典のひとつである『ヨーガ・スートラ』が誕生したのは6世紀頃。一方、ハタヨガの経典とも言われる『ハタヨーガ・プラディーピカー』と言う書物が誕生したのは15世紀から16世紀頃。

ハタヨガの起源は10世紀から13世紀頃と言われています。 当時のインドでは、密教徒たちによって瞑想を中心としたヨガが一般的におこなわれていたと言います。 その後、より多くの人々が取り組めるように改められ、ポーズ(アーサナ)と呼吸を組み合わせたハタヨガが誕生しました。

 

ゴーラクシャ・ナータが開祖し広まったという説と、インドの密教徒達により始められたと言う説がある。 

ハタヨガの三大教本は、「ゲーランダ・サンヒター」「ハタ・ヨガ・プラディーピカ」「シヴァ・サンヒター」。

ハタヨガは、現在最も広く受け入れられている肉体の動きを伴うヨガスタイルで、今日の多くのヨガのアサナは、この伝統的なハタヨガの一部であると言えます。

RYT200時間・全米アラインアンス認定メンタルケアヨガインストラクター養成講座では、ヨガ哲学であるハタヨガの三大教本、「ゲーランダ・サンヒター」「ハタ・ヨガ・プラディーピカ」「シヴァ・サンヒター」について特別講師を招いてオンラインレッスンで学んでいきますよ!

ハタヨガのアーサナ(ヨガポーズ)

アーサナとは、私たちが普段ヨガのクラスで取るポーズのことです。ハタヨガではこのアーサナに重点を置いていて、肉体を動かすことによって心身を浄化していきます。

ヨガの本来の目的は、サマーディ(三昧)と言う精神的な最高峰に登ることです。ハタヨガでは、アーサナがサマーディ到達に重要な役割を果たします。

ハタヨガのヨガポーズの数は、動物や植物の種の数だけあり、840万種ものポーズがあると書かれている書物もあります。(日本では、女性のヨガ率が圧倒的に高いが、インドでは、男性のヨガ率が高い。すごいポーズww)

プラナヤーマ(呼吸法)とは?

“プラーナ”は”生命エネルギー”、”ヤーマ”は”運ぶ”を意味します。 自分を取り巻く環境から、息を吸う・吐くことを通して生きるためのエネルギーを取り入れ、それを全身に行き渡らせることを言います。 本来はものを食べ、水を飲むことでもプラーナを取り入れているため、それら全てがプラーナヤーマと位置付けられます。

私たちはイライラしている時や緊張している時は呼吸が早く浅くなり、リラックスしている時は呼吸がゆっくり深くなります。

このように感情と呼吸は連動するので、呼吸をコントロールできるようになると、感情もコントロールできるようになります

【ヨガの呼吸法についてはこちら】

 

 

現代のハタヨガでは、アーサナの動きに合わせて行う呼吸もプラナヤマの一種と言えますが、本来は独立した呼吸法のことで、伝統的なハタヨガではアーサナの前にプラナヤマを行います

ヨガの世界には「アーサナ」や「プラナマヤマ」など様々な専門用語が存在します。
ヨガ用語を理解しているとレッスンに集中しやすくなるので、基本的なヨガ用語もチェックしてみましょう。

ハタヨガの効果

ハタヨガの実践によって期待できる心身への効果をご紹介します。

柔軟性がアップする

ハタヨガを継続的に行うことにより、普段の生活で硬くなっていた筋肉が伸ばされ、柔軟性アップが期待できます。筋肉の緊張がゆるむことで気になるコリや疲れもほぐされるでしょう。ヨガの実践は1週間に1回だけ長時間ヨガを行うよりも、短時間でもいいので頻繁に行う方が効果的です。

集中力を高められる

ハタヨガで呼吸法とポーズを行うことで、心身へ意識を向け集中力を高めることができます。集中力を高めることは瞑想を深めるために有効です

メディテーション(瞑想)を行うためには、ひとつの姿勢を長時間キープしたり、呼吸を制御することが必要になります。

ハタヨガを行うことにより柔軟性や集中力がアップすると、ひとつの姿勢を維持するのが苦痛でなくなるため、メディテーションに集中することができるようになります

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