エンパスとチャクラの関係
ハートチャクラ
ハートチャクラは、主に「実行力」「実現能力」と関係があります。
また「自己イメージ」とも深く関係しています。ハイハートが主に霊的な自己のイメージ(ハイヤーセルフ)を担当しているのに対し、ハートチャクラは肉体的な自己のイメージ(エゴ)を担当しています。
ところで、ハートチャクラに関しては、
他のチャクラとは違って、多くの人が「開いている」状態になっており、
「閉じている」人のほうが少ないのが特徴です。
これは私たちの世界が二元性の世界であることと関係しています。
二元性の世界では「私とあなた」という関係の中で世界が作られています。
そのため、誰もがみな、あなたがあっての私という状態になるため、他者の存在なしには生きることができないようになっているのです。
そのためハートチャクラは常に開いています。
そして他者との比較の中で、自己というものが確立されていったり、他者との関係性の中で、他者からの影響を受けながら生きています。
さて、ハートチャクラが開いている人、
つまりハートがオープンな人は「寛大」な人が多いのが特徴です。
それはありとあらゆることに寛大なので、別の言い方をすれば、他人に流されやすいとも言えます。
そのため、自己価値ですら、他者からの評価を受けなければなりません。
つまり自信を失いやすいという欠点を持つことにもなります。
この度合いはハートチャクラのもつ性質や活性度によって左右されます。
一方ハートチャクラが「閉じている」人は(こちらは少数派ですが)、寛容さが減って、とても我が強くなる傾向にあります。そのためエゴイスティックな人であったりもします。これもその人の持っているハートチャクラの性質や活性度によって、度合いが変わります。
ただ、ハートチャクラが「閉じている人」は、とにかく周りのことなどお構いなしに「我が道を行く」ので、実行力や実現能力が抜群に高かったりします。
太陽神経叢のチャクラ
太陽神経叢のチャクラは、主に「感情」と密接な関係があります。
このチャクラが「閉じている」人は、感情のエネルギーが高く、
とてもエモーショナルな人が多いのが特徴です。
喜怒哀楽がはっきりしており、人生をドラマチックに体験するためには必要な力です。
一方、この太陽神経叢のチャクラが「開いている人」は、
感情のエネルギーはそんなに高くありません。
一人でいる時は静かで落ち着いている人が多いのが特徴です。
ただし、太陽神経叢のチャクラが、ここが開いていると、
周囲の感情エネルギーの影響を受けやすくなります。
近くに感情的な人がいると、
そのエネルギーを受けて自分も感化されてしまうのです。
周囲が、楽しんだり喜んだりしている時は、
自分もそれに感化されて、とても楽しくなったり、喜ばしくなったりするのですが、
ネガティブな感情を持っている人が近くにいると、
その影響ももろに受けてしまいます。
例えばイライラしている人が近くにいると、自分までイライラしてしまいますし、誰かと口論になったりすると、相手が感情的な人の場合、自分もそれに感化されて感情がヒートアップしてしまい、後になってから「なんでこんなに頭に来てしまったんだろう?」と不思議に思うぐらい、キレてしまったりします。
普段はおとなしいのに、突然キレてしまう人にはこのタイプが多かったりします。
つまり感情のエンパスなのです。
もし自分がそうではないかと思い当たる場合は、今感じている感情は自分のものではなく、相手のものかも知れないという認識を持つよう心がけてみましょう。
脾臓のチャクラ
脾臓のチャクラは、プラーナチャクラとも呼ばれるように、生体エネルギーであるプラーナを代謝する場所でもあります。そのため、周囲のプラーナの状態にとても敏感に反応します。
このチャクラが「閉じている」人は、自分自身の生体エネルギーに満ち満ちている感じになりますので、エネルギッシュだったり、輝いていて魅力的に見えたりします。またエネルギーに満ちているので、反応が早かったり、直感的に行動したりすることができます。
==============================
一方、
この脾臓のチャクラが「開いている」人は、
自分の生体エネルギーの状態が、
周囲の影響を受けてしまいます。
そのため、いわゆる「エナジーバンパイヤ」と呼ばれるような、人の気を吸い取って生きるような人が近くに来ると、
生気を抜かれたようになってしまいます。
==============================
反対にエネルギーの高い人が来ると、
自分も元気になります。
なので、ともすると自分自身がエナジーバンパイヤになってしまうこともありますので、注意が必要です。
ここがオープンな人は周囲のプラーナを敏感に感じ取るため、いわゆる実体のない生命にも反応します。
つまり、幽霊や、人間に近い波動の霊にも反応し、感知することができます。霊媒師の多くはここが開いている人です。
このチャクラの特徴は、肉体に近いところのエネルギーの影響を受ける点です。
そのため人間の持っている「怖れ」のエネルギーにも同調しやすいという特徴もあります。
これは「危機を察知する能力」として表れます。
脾臓のチャクラが活性化している人は、危険を事前に察知したり、危機管理能力がすぐれていたりします。
しかしこの部分がオープンになっていると、
周囲のありとあらゆる「怖れ」のエネルギーをキャッチしてしまい、
エンパスと同じで騒音が鳴っているのと同じ状態になってしまうので、
理由もなくとにかく不安になったり、怖れが強く慎重すぎてしまったりになります。
これらの反応は、物質と非物質の境である、体の表面、つまり皮膚に現れることが多いです。鳥肌が立ったり、首筋がぞわって来たりといった反応は、脾臓のチャクラによるものです。
この記事へのコメントはありません。